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【サポーターズ】ゼロからわかる新卒エンジニア採用マニュアルを読んで

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私も愛用している新卒エンジニア就活をサポートするサービス、「サポーターズ」の代表の方が執筆した著書、「ゼロからわかる新卒エンジニア採用マニュアル」を購読しました。エンジニア就活をするにあたり、採用側がどのように私たち学生エンジニアの採用を進めていくのかとても興味がある&自分の就活にも役に立つのでは?と思いこの本を手にしました。

企業が狙いたいのは「自ら考えて、自らモノを創る人」

ただ単に「こんなシステムを作ってください」「こういう機能をつけてください」という依頼に応えてもらうだけなら、わざわざ手間と時間とお金をかけて自社でITエンジニアを採用しなくても、外部に仕事を受託すれば十分です。

そうではなく、自社エンジニアには、ソフトウェアやWebシステムを開発する際、今の事業のどこにどんな課題があり、その開発によってその課題をどう解決するのか、解決したら事業にどんな価値を加えることができるのかなど、課題とそれを解決する方法を自ら見つける姿勢が求められます。

これには私もすごく共感しました。

自社開発企業の技術面接でも、なぜその技術を使ったのか?なぜ、そのアーキテクチャにしたのか?など「なぜ」を聞かれることが絶対と言ってもいいほど聞かれます。企業が「自ら考えて、自らモノを創る人」を欲しがっているのは明白です。

情報系の就活生は、技術力で4つのグループに分けられる

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上記の4つのグループは、技術力の順に就職先が決まりやすく、上から、メガベン、中堅ベンチャー、メーカー&ユーザー系Sler、独立系Slerとのこと。

上の図を見てわかるように、とりあえず授業以外で個人制作でもなんでもいいから制作物を作り、それを武器に複数社のインターンに参加し自走していくことが黄金ルートだと考えられます。

私の考えでは、個人制作だと何を作ればいいのかわかんない人も多いと思うので、サポーターズが企画しているハッカソンに参加して、チームで何かを作り、それをポートフォリオとして長期インターンの面接に臨み、経験値をつけていくと就活もうまくいくのではないかと思いました。

気になる新卒エンジニアの採用コスト

1on 1イベントに1回参加する際の費用は、おおよそですが50万〜100万円。だいたい2回参加すると1人は採用できるという感触なので、採用単価は1人につき100万〜200万円くらいです。総合職採用の採用単価と比べると、2〜10倍程度になるのが普通です。

今までサポーターズはどのくらい企業からお金をもらっているのかと考えていましたが、1on1イベント参加で50〜100万は正直驚きです。企業もそのくらいのコストをかけてまで参加していただいていると考えると自分達もしっかり感謝しながらアピールしようと思います。

以下ハイライト

就職活動を行う学生は毎年約45万人。そのうち情報系専攻の学生は2万人程度なので、わずか4%といったところです。その中でも、「自ら考えて、自らモノを創る」という主体性や創造性、課題中出力などを持つ「高度ITエンジニア」として採用できるのは、私の今までの経験からいうと10%程度です。

就職活動をスタートするのは、早い人では大学2年生、大学院生なら進学する前の大学4年生の2~3月くらいです。それから大学3年あるいは修士1年の6月くらいまでの間に、参加してみたい企業のサマーインターンシップのプログラムを探して申し込みます。そして、同年の6〜9月、ちょうど夏休みに重なるくらいの時期に企業のサマーインターンシップに参加します。

その後、10月からは企業の本選考が始まります。

エンジニア志望の学生がチェックしている企業選びのポイント

  1. エンジニアとして活躍できる事業内容
  2. 技術力の高さ
  3. 社風がエンジニアファースト
  4. 教育体制やキャリアパスの充実
  5. 仕事環境や福利厚生の充実
  6. 給与の高さ(年収500万円〜)

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